Jul
7
【第 1 回 数学カフェ@関西】整数論~素数と約数とフィボナッチ数
「孤独な数字」は孤独にあらず
Organizing : 数学カフェ@関西
Registration info |
一般参加枠 ¥500(Pay at the door)
FCFS
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Description
実施概要
この度、数学カフェ@関西を発足することになりました。
つきましては、この会の管理者でもあります 山田智宏 先生に整数論についての講演をお願いいたしました。
日時:
7 月 7 日 13:00 から 18:00 (12:30 開場)
開催場所:
〒553-0001
大阪府大阪市福島区海老江2丁目8−29 2F 大阪分散技術コミュニティ
https://goo.gl/maps/K5vwm7MbYdo
参加費について
参加費は 一口 500 円(最低一口) いただきたいと思っています。主に
- 飲み物
- お菓子など
- 会場提供への謝金
および - 今後人を遠くから呼ぶためのプール
に当てさせていただきます。
ご協力のほどよろしくお願いいたします。
講師ご紹介
山田智宏(大阪大学日本語日本文化教育センター) HP
整数論には初等的に定式化できるにもかかわらず未解決の問題が多数あります。これらの問題に取り組み、さらに新たな問題を提起しております。
abstract
素数は整数論においてもっとも重要な概念です。整数に関する特殊な性質や問題の多くは素数や素因数分解と関わっています。
一方フィボナッチ数列は単純な多項式や整数の累乗、階乗であらわされない数列としては素数列と並んで身近な存在ですが、実はより広い(メルセンヌ数など、いくつかの重要な数列を含んだ)一連の数列の類に属しています。そしてこれらの数列は実は素数との関連で興味深い性質をもっています。
素数の分布については素数定理が知られていますが、ここでは視点を変え、約数や素因数分解やフィボナッチ数との関係を通じて整数の世界を覗いていきます。
次のような話題について、最近の結果や未解決の問題にめ触れつつお話しします。
- 素数とは、素数は無限に存在する、素因数分解、フェルマーの小定理
- フィボナッチ数の一般化、フィボナッチ数版フェルマーの小定理
- 約数、素因数分解に関する整数論的関数
タイムテーブル
時間 | 内容 |
---|---|
12:30 ~ 13:00 | 開場 |
13:00 ~ 13:05 | 開催挨拶 |
13:10 ~ 14:10 | 講演 |
14:25 ~ 15:25 | 講演 |
15:40 ~ 16:40 | 講演 |
16:55 ~ 17:55 | 講演 |
また時間は多少前後致します。
諸注意
申し込み人数が想定より多くなった場合は、より広い会場(例:京都大学吉田キャンパスなど) に変更になる可能性もあります。来場の前に 必ず ご確認いただきますようよろしくお願い致します。大阪分散技術コミュニティーで確定いたしました同様の理由で、定員は増える可能性があるので人数的に参加が厳しそうと思ってもとりあえず登録しておいていただけると参加可能になることがございます。会場キャパシティ的にはこれ以上は増やしません
懇親会について
会終了後、有志で懇親会を行いたいと思います。 当日、受付で懇親会に参加するかどうか確認致します。
参考文献
- G. H. Hardy and E. M. Wright, revised by D. R. Heath-Brown, J. Silverman, edited by A. Wiles, An Introduction to the Theory of Numbers, the 6th edition, Oxford University Press, 2008. (第5版の日本語訳は示野信一・矢神毅訳、数論入門 I, II、シュプリンガー・フェアラーク東京、2001および丸善出版、2012)
- Paulo Ribenboim, The New Book of Prime Number Records, Springer, 1996. (日本語訳は吾郷孝視訳、素数の世界―その探索と発見― 第2版、共立出版、2001)
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